皆様お久しぶりです。妖怪です。突然ですが、わたくし、どちらかと言うと、クリアーな音より、こもっていてガサガサしている音の方が好みです。結構前から気づいていたのですが、とにかくこもって、ガサガサでモコモコの音が好きなのです。だから、レコードやラジオの音がなのは勿論です。打楽器は、ハイがデカい金物より、鈍い音がするものの方が好きです。ギターもトーン全切りで弾いてみたりするのが結構好きなのです。別にギンギンギラギラのクリアーサウンドが嫌いなわけではないし、使うこともあります。ただ、どちらかと言うとやはりガサガサでモコモコのLo-Fiサウンドの方が好きなのです。なので、最近は、レコーディングでも積極的に取り入れています。Lo-Fiサウンド。今回の新曲のlovely babyでは歌に微量のディストーションをかけたり、イコライザーいじったりして、モコモコ、ガサガサ感を出しています。なので曲を聴いてもらうと、歌がちょっとラジオの声っぽく聞こえます。しかも、歌にだけかけているので、どっかのレコードからサンプリングしたっぽく聞こえて、結構気に入ってます。
そんなわたくし、最近、ニューアルバムの制作を始めました。しかし、そんな中で、わたくしのLo-Fiへの欲求は衰える事なく、日に日に増大しています。なので、最近こんなもの使っています。izotopeさんの「vinyl」。ネット上でLo-Fi関連のエフェクトで探したら一番にでて
きました。最新版はアップルストアから出ておらず、ページから直でのダウンロードだったので、ビビって手が震えましたが、使ってみるとあら便利。いろんなモコモコやガサガサが満載でお手軽にLo-Fiサウンドが作れます。これがなかなかおもしろくて、パソコン上でずっとメモリをいじり続け、調子こいて初めてオートメーション機能とか使ったりとかして、とにかく色々試してみました。結果、好みの音も作れて大満足です。無料だったし。
そんなこんなで次回作はこんなモコモコの機械を使いつつ、ただいま製作中です。皆様、どうぞ、楽しみにしてお待ち下さい。